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集団栄養教室

集団栄養教室とは

集団栄養教室では、透析患者様向けの食事指導や栄養相談及び指導などを行っています。

年間を通してスケジュールが決まっており、リン・カリウムの話から、検査データの診方、腎機能低下とその他疾患の関係性など、内容に富んだ教室になっています。

当院での透析通院中の患者様並びにご家族の方にご参加をいただいております。

管理栄養士から

私達は、
「食の安全を重視し、衛生管理に気を付け、患者様の健康を第一に考える事」
をコンセプトに、日々の業務を行っています。

献立は、週単位で3人の栄養士が担当し、患者様への食事の聞取りや、食事摂取量、残菜チェックなどを行う事により、メニューの改善をはかり、より良い食事をご提供できるよう、試行錯誤しています。

週に1度必ず、変わりご飯(チャーハンや丼物など)と麺類(ちゃんぽんや焼きそばなど)の日を設け、入院中でも飽きないための食事をご提供できるよう心掛けています。

2ヶ月に1度、サンドイッチを選択できることも当院の患者様にご好評いただいている食事の一例です。

また、入院中の患者様に季節を感じてもらおうと、おせち料理やクリスマスメニュー、桜餅に柏餅・おはぎなどの行事食も手作りし、献立に取り入れています。

調理においては、調理員と一緒に形態や柔らかさなども考慮し、個別に対応した食事をご提供することでいつでも安全な食事になるよう心掛けています。

栄養管理面では、医師・薬剤師・看護師・看護助手と連携し、個々に応じた栄養管理と指導を行っています。

日々の声かけなどは、主にベッドサイドや食堂などで行っていますが、透析患者様は毎月2回血液検査の結果を配布しているので、その際、食生活での疑問や相談などの聞き取りも合わせて行っています。

昨今、世の中に情報が氾濫し患者様のもとに正しい情報だけでなく間違ったものが伝達されていることも事実です。

私達、清瀬病院の栄養士は患者様とのコミュニケーションをより強化し、今後の食生活をより良いものにして頂くことを目標にQOLの向上に尽力していきます。
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